前回のブログで、肩こりの根本的な原因が呼吸と姿勢だと書きました。今回は、そのうちの呼吸についてのお話です。

呼吸が肩こりに関係しているとは、多くの人が考えていないと思います。しかし、これが大ありなのです。

ポイントは横隔膜

呼吸の際、主に使われるべき筋肉は横隔膜(おうかくまく、下の画像の筋肉)です。

しかし、この横隔膜がうまく使えないと、代わりに斜角筋や胸鎖乳突筋、僧帽筋といった首や肩の筋肉(下の画像の青い部分)が使われることになります。

これらの筋肉は、横隔膜と違い、伸縮を繰り返すことに適していません。呼吸は1日約2万回行われていると言われていますので、疲れてこってしまいます。

また、首や肩の筋肉を使った呼吸は、交感神経を興奮させるため、それも肩こりの原因になります。

横隔膜を使った呼吸とは

では、横隔膜を使った呼吸とはどんな呼吸でしょうか?

上に画像を載せたドームの天井のような横隔膜を、息を吸うときに下に降ろしたいのです。その時の目安が、「肋骨の一番下が前ではなく横に広がる」です。

それでは、実際に横隔膜を使った呼吸の練習をしてみましょう。

呼吸のエクササイズ

① 仰向きに寝て膝を立てます。

② 肋骨の一番下を左右から手で軽く押しながら息を吐きます。

③ 吐き切ったら両手を押し返すように息を吸います。この時、肩が上がらないように腰が反らないように注意して下さい。

3秒で吸い6秒で吐く×10回行って下さい。

最後に

いかがだったでしょうか?

「肋骨が左右に膨らまない」「息を吸うとき腰が反ってしまう」という方は、呼吸の際に横隔膜がうまく使えていない可能性があります。ぜひ一日一回、このエクササイズを続けてみて下さい。

次回は、もう一つの肩こりの根本的原因である姿勢についてお伝えします。

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